灯油ボイラー(石油給湯器)が壊れたら次は何にする?石油のまま・エコキュート・ガスの選び方と判断表

この記事でわかること
  • 灯油ボイラー(石油給湯器)が壊れたときの交換先、3つの選択肢の違いがわかる
  • 「石油のまま」「エコキュート」「ガス」を、家の条件から選べる判断表が使える
  • 寒い地域でエコキュートにするときに確かめること(寒冷地仕様・置き場所・雪)がわかる
  • 灯油で暖房もしている家が、給湯だけ替えるときの落とし穴がわかる
  • 見積もりを頼む前に控えておくことと、冬に急ぐときの段取りがわかる

「灯油ボイラーが壊れて、修理より交換と言われた。次も灯油にするか、エコキュートにするか、ガスにするか決められない」――寒い地域を中心に、知恵袋などでよく見かける相談です。

灯油ボイラー(石油給湯器)は、北海道・東北・北陸・甲信などの寒い地域や、都市ガスが来ていない地域で多く使われてきました。いざ交換となると、販売店からは石油給湯器を、電力会社のチラシではエコキュートを、ガス会社からはガス給湯器をすすめられ、どれが自分の家に合うのかがわかりにくくなります。

この記事では、灯油ボイラーからの交換先を、家の条件から順番に決める方法をまとめます。お湯が出ない・点火しないといったトラブルの直し方ではなく、「交換すると決めたあと、何に替えるか」を決めるための記事です。灯油代やエコキュートの電気代は地域・契約・使い方で大きく変わるため、この記事では金額を言い切らず、比べ方を中心に説明します。

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灯油ボイラーが壊れたら、交換先は3つ

灯油ボイラーを交換するとき、選べるのは大きく分けて次の3つです。

交換先 どんなものか
石油給湯器(灯油)のまま 今と同じ灯油で、新しい石油給湯器に替える。排気の熱も使う省エネ型(「エコフィール」と呼ばれるタイプ)もある
エコキュート(電気) 空気の熱でお湯を沸かし、タンクにためて使う。夜間など電気の安い時間に沸かす使い方が基本
ガス給湯器 都市ガスかプロパンガス(LPガス)で、使うときにその場でお湯を沸かす。省エネ型は「エコジョーズ」

結論を先にいうと、「冬に急いでいる」「灯油で暖房もしている」「置き場所に余裕がない」なら、石油給湯器のまま替えるのがいちばん失敗しにくい選択です。一方、「灯油を入れる手間をなくしたい」「タンクの給油や灯油の値動きに振り回されたくない」という理由があり、時間とスペースに余裕があるなら、エコキュートやガスへの切り替えを検討する価値があります。

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ポイント:交換先を決めるときは、「本体の値段」だけでなく、①毎月の燃料代や電気代、②工事の大きさと日数、③灯油タンク・配管・電気の工事がどこまで必要か、の3つを並べて考えます。乗り換えは本体よりも「付帯工事」で費用と日数が大きく変わります。

3つの選択肢を比べる表

3つの違いを、交換を決めるときに気になる点で並べると次のようになります。どれも「一般的な傾向」で、家の状況や地域によって変わります。

比べるところ 石油給湯器のまま エコキュート ガス給湯器
工事の大きさ 小さい(今の配管・タンクを使えることが多い) 大きい(タンクと室外機の基礎・電気工事・灯油まわりの撤去) 中くらい〜大きい(ガス管・ボンベの設置が必要なことがある)
工事までの日数 在庫があれば早い 現地確認・電気の契約変更などで時間がかかりやすい 都市ガスの引き込みが必要なら時間がかかる
毎月の燃料代 灯油の値段しだいで上下する 電気の料金プランと沸かす時間帯しだい。寒い時期は増えやすい 都市ガスかプロパンかで大きく違う
手間 タンクへの給油・残量の確認が続く 給油は不要。湯切れしないよう沸かす量の設定が必要 給油は不要
お湯の勢い 直圧式なら強い。貯湯式は弱めのことがある タンク式のため、機種によっては水道直結より弱く感じることがある 水道の圧のまま出るので強い
寒さ・雪への強さ 寒い地域で長く使われてきた実績がある 寒冷地仕様を選び、室外機の雪対策が必要 凍結予防の対策は必要だが、仕組みは寒さに左右されにくい
置き場所 今と同じ場所に置けることが多い タンク(大きい)と室外機の2か所が必要 壁掛けなら小さい

この表で大事なのは、エコキュートやガスへの切り替えは「本体を替える」だけでなく「家の設備を変える」工事になることです。光熱費が下がるかどうかだけで決めると、工事費が思ったより大きくなったり、工事まで日数がかかって冬にお湯のない日が続いたりします。

家の条件から決める判断表

迷ったら、次の質問に上から順番に答えてみてください。最初に「はい」になったところが、いちばん現実的な交換先です。

質問 「はい」なら
① 今まさにお湯が使えず、数日以内に直したい 石油給湯器のまま(在庫のある機種で早く交換)
② 灯油ボイラーで床暖房やパネルヒーターも動かしている 暖房付きの石油給湯器のまま。切り替えるなら暖房の方法を先に決める
③ 家のそばに都市ガスの管が来ている ガス(都市ガス)も候補。引き込み工事の有無と費用をガス会社に確認
④ オール電化にしたい・太陽光発電がある エコキュートが候補。寒冷地仕様と置き場所を確認
⑤ 給油の手間をなくしたいが、②③④のどれでもない エコキュートとプロパンガスの両方で見積もりをとり、月々の費用と工事費を並べて決める
⑥ どれにも当てはまらない 石油給湯器のまま(省エネ型も含めて比べる)
★

迷ったときの考え方:「次の交換まで10年以上使う」と考えて、本体と工事の費用に、毎年の燃料代や電気代の差を足して比べると判断しやすくなります。見積もりのときに「今の灯油の使用量(1か月・1シーズンでどれくらい入れているか)」を伝えると、業者もより具体的に比べてくれます。

石油給湯器のまま替えるときに決めること

同じ灯油で替える場合でも、いくつか選ぶところがあります。今と同じ使い勝手にしたいなら、今の本体のラベル(型番)と同じ条件で選ぶのが基本です。

直圧式か貯湯式か

石油給湯器には、水道の圧のままお湯を出す直圧式と、本体の中に少しお湯をためて出す貯湯式があります。直圧式はシャワーの勢いが強く、2階でもお湯が使いやすいのが長所です。貯湯式は構造が比較的簡単で、本体の値段が抑えめな機種が多い傾向があります。「シャワーが弱いのが不満だった」なら、交換のときに直圧式を相談するとよいでしょう。ただし、古い家では配管の状態によって直圧式が合わないこともあるので、業者に見てもらってから決めます。

省エネ型(エコフィール)にするか

排気の熱を再利用して、同じお湯を少ない灯油で沸かすのが省エネ型です。灯油の使用量が多い家ほど差が出やすくなります。一方、燃やしたときに出る水(ドレン水)を流す配管が必要で、置き場所によっては追加の工事がかかります。寒い地域ではドレン配管の凍結対策も必要なので、見積もりのときに「ドレンの処理と凍結対策は含まれているか」を聞いておきましょう。

灯油タンクと配管はそのまま使えるか

本体だけでなく、灯油タンク(ホームタンク)や送油管、ストレーナー(灯油のフィルター)が古くなっていることもあります。タンクのサビや送油管の傷みは、交換後の故障や灯油もれの原因になります。本体交換のついでに点検してもらい、替えるべきものがあれば同時に見積もりに入れてもらうと、あとから工事をやり直さずに済みます。

エコキュートに替えるときに確かめること

灯油からエコキュートへの切り替えは、相談の多いパターンです。給油の手間がなくなるのは大きな長所ですが、寒い地域では次の点を必ず確かめてください。

  1. 寒冷地仕様の機種を選ぶ
    エコキュートには、一般地向けと寒冷地向けの機種があります。北海道や青森県、岩手県、長野県の山あいなど、冬に冷え込む地域では寒冷地仕様が基本です。どちらが必要かは地域と設置場所で決まるので、業者に住所を伝えて確認します。
  2. タンクと室外機の置き場所を確保する
    エコキュートは、大きなタンクと、エアコンの室外機に似たヒートポンプの2か所が必要です。灯油ボイラーより場所をとるので、今の場所に置けるか、基礎(コンクリートの土台)を新しく作る必要があるかを現地で見てもらいます。
  3. 雪と凍結への対策を決める
    雪の多い地域では、室外機が雪に埋もれると運転に影響します。架台で高さを上げる、屋根のある場所に置く、落雪しない位置にするなどの対策を、見積もりの段階で決めておきましょう。新潟県や秋田県、山形県のような豪雪地域ではとくに大切です。
  4. 電気の契約と分電盤を確認する
    エコキュート用の電源工事が必要で、電気の契約(アンペアや料金プラン)の見直しも必要になることがあります。夜間の電気が安いプランに替えると、昼間の電気代が上がるプランもあるので、家全体の電気の使い方で考えます。
  5. 灯油タンクの撤去と処分を見積もりに入れる
    使わなくなるホームタンクや送油管の撤去、残った灯油の処理が必要です。誰がどこまでやるのか、費用はいくらかを見積もりで確かめます。
⚠

冬のエコキュートで知っておきたいこと:外の気温が低いほど、お湯を沸かす効率は下がり、電気代は増えやすくなります。また、寒い日は湯量の使いすぎで湯切れしやすくなるので、家族の人数よりひと回り大きいタンク容量をすすめられることもあります。「冬の電気代がどのくらいになりそうか」は、地域と家族構成を伝えたうえで業者に目安を聞きましょう。

国や自治体の補助金は、エコキュートなど省エネ型の給湯器が対象になることがあります。ただし対象の機種・金額・申し込みの期間は年度や自治体で変わり、予算がなくなると早めに終わることもあります。使えるかどうかは、工事の契約前に業者や自治体の窓口で確かめてください。

ガス給湯器に替えるときに確かめること

ガスに替える場合は、まず家の前まで都市ガスの管が来ているかで話が変わります。

都市ガスが来ている場合
  • 工事:道路から家までガス管を引き込む工事が必要なことがある
  • 費用:引き込みの距離や条件でかなり変わる。ガス会社に見積もりを依頼
  • 燃料代:プロパンより安い傾向がある
  • 向いている家:台所のコンロもガスにまとめたい
プロパンガス(LPガス)の場合
  • 工事:ボンベの置き場所と配管を用意する
  • 費用:設備の費用の扱いは販売店によって違う。契約の条件を必ず確認
  • 燃料代:販売店ごとに料金が違い、灯油より高くなることもある
  • 向いている家:すでにコンロでプロパンを使っている

すでに台所のコンロでプロパンガスを使っている家は、ガスの契約がすでにあるので切り替えのハードルが比較的低くなります。ただし、お風呂やシャワーにガスを使うと、使用量は今のコンロだけのときより大きく増えます。今のガス会社に「給湯にも使った場合の料金」を聞き、灯油代と比べてから決めましょう。設備を無料で付けるかわりに長い契約を結ぶ形もあるので、解約したときの条件も確かめておくと安心です。

灯油で暖房もしている家の注意点

寒い地域の灯油ボイラーには、お湯だけでなく床暖房やパネルヒーター、ロードヒーティングなどの暖房も一緒に動かしているものがあります。この場合、給湯だけをエコキュートやガスに替えると、暖房が動かなくなります。

今の使い方 考え方
給湯だけ(お湯とお風呂) 3つの選択肢すべてから選べる
給湯+暖房(1台で両方) 暖房付きの石油給湯器に替えるのが基本。切り替えるなら、暖房を何で動かすかを先に決める
給湯は灯油、暖房は別のストーブ 灯油タンクをストーブ用に残すかどうかで、撤去の範囲が変わる

本体のラベルや取扱説明書に「暖房」「温水暖房」などと書かれていれば、暖房付きの機種です。わからなければ、型番の写真を業者に送れば教えてもらえます。暖房付きかどうかは、見積もりを比べる前に必ずはっきりさせておきましょう。ここが違うと、業者ごとの見積もりが比べられなくなります。

見積もりの前に控えること・冬に急ぐときの段取り

交換先を比べるには、どの業者にも同じ情報を伝えることが大切です。次の項目を控えてから相談すると、見積もりがそろいやすくなります。

控えておくこと どこを見るか
本体の型番・製造年 本体の側面や前面のラベル。スマホで写真を撮る
直圧式か貯湯式か・暖房付きか ラベルや取扱説明書。わからなければ写真で業者に聞く
置き場所 屋外か屋内か。本体の全体と周りの配管がわかる写真
灯油タンクの位置と大きさ タンクの写真。暖房のストーブと共用かどうか
灯油の使用量 1か月・1シーズンでどのくらい給油しているか(配達の伝票などから)
家族の人数・お湯の使い方 お風呂は毎日ためるか、シャワーが中心か

冬にお湯が使えなくなって急いでいるときは、次の順番で進めると、お湯のない日を短くできます。

  1. まずは「石油給湯器のまま」の見積もりを急ぎでとる
    在庫のある機種なら、短い日数で交換できることが多くあります。冬の寒い時期は、まずお湯を取り戻すことを優先しましょう。
  2. 切り替えたい場合は、同時に見積もりを頼んで日数を聞く
    エコキュートやガスの見積もりも並べてとり、「最短でいつ工事できるか」を必ず聞きます。日数が長いなら、今回は石油給湯器にして、次の交換のときに切り替えるという考え方もあります。
  3. 工事を待つ間のお湯を確保する
    近くの銭湯や入浴施設、電気ケトルなどで乗り切る家庭が多いです。寒い地域では、お湯が出ない間も水道管の凍結に注意してください。

見積もりを並べるときは、本体の型番、リモコン、標準工事の中身、古い機器と灯油タンクの撤去・処分、追加工事の条件、保証の年数、工事日がそろっているかを確かめます。合計金額だけで決めず、何が含まれているかで比べるのがコツです。

交換・相談ができる業者

灯油ボイラーからエコキュートやガス給湯器への切り替えを考えているときに、相談しやすい業者です。対応エリアと扱う機器は業者ごとに違うので、お住まいの地域が入っているか、石油給湯器の撤去や灯油タンクの処分まで頼めるかを確かめてから依頼してください。石油給湯器のまま替えたい場合は、地元の灯油販売店や設備店も見積もりの比べ先になります。

1
クールス
株式会社クールス|エコキュート専門店

編集部イチオシ

  • 北海道・沖縄を除く45都府県に対応
  • Cools独自のW10年保証(商品10年+工事10年)
  • 最短即日対応・24時間365日受付
  • 補助金申請の無料代行に対応

クールスはエコキュートの交換を専門にする業者です。北海道・沖縄を除く45都府県に対応しているので、灯油ボイラーからエコキュートへの切り替えを考えている方が、寒冷地仕様の機種や置き場所について相談する先として使いやすい業者です。商品・工事それぞれ10年の保証が付き、補助金の申請も代行してくれます。

会社名 株式会社クールス
受付時間 24時間365日受付
対応エリア 青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島(北海道・沖縄を除く45都府県)
対応スピード 最短即日対応
保証 商品保証10年・工事保証10年(Cools独自W10年保証)
取扱メーカー エコキュート各メーカー対応(パナソニック・三菱・ダイキン・コロナ等)
料金目安 要見積もり(無料)

2
ガス救
株式会社uloie|ガス給湯器・エコキュート対応

LINE完結・最短当日

  • LINEで写真を送って見積もりまで完結
  • 24時間365日受付・最短当日工事対応
  • 商品保証・工事保証各10年無料
  • 後払い・QRコード・コンビニ決済に対応

ガス救はガス給湯器・エコキュートの交換専門業者です。型番や設置場所の写真をLINEで送るだけで見積もりがとれるので、灯油ボイラーからガス給湯器やエコキュートへ切り替えたときの費用を、手早く比べたいときに向いています。

会社名 株式会社uloie
受付時間 24時間年中無休
対応エリア 岩手、宮城、山形、福島、東京、神奈川、千葉、埼玉、新潟、富山、石川、福井、岐阜、愛知、静岡、大阪、京都、滋賀、奈良、兵庫、和歌山
対応スピード 最短即日30分
保証 工事保証10年・商品保証10年(無料)
取扱メーカー 給湯器:リンナイ・ノーリツ・パロマ・TOTO等|エコキュート:コロナ・東芝

3
お湯が出ない.com
株式会社GRACE|給湯器修理・交換対応

修理か交換かを見てもらえる

  • 給湯器の修理と交換の両方に対応
  • 出張点検はキャンセル無料
  • 最短即日30分で駆けつけ

お湯が出ない.comは給湯器の修理・交換を行う業者です。修理と交換のどちらにも対応しているので、「修理で使い続けるか、交換するか」から相談したいときの相談先になります。対応エリアは1都3県です。

会社名 株式会社GRACE
受付時間 9:00〜21:00(年中無休)
対応エリア 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
対応スピード 最短即日30分

4
きゅっと
株式会社エニシング|エコキュート交換・修理専門

エコキュート専門

  • エコキュートの交換・修理を専門に対応
  • 第二種電気工事士などの有資格スタッフが施工
  • 工事保証最大10年無料

きゅっとはエコキュートの交換・修理を専門にする業者です。灯油からエコキュートへの切り替えで、タンク容量や設置について専門の業者に相談したい方に向いています。対応エリアは東京・神奈川・千葉・埼玉・愛知・静岡です。

会社名 株式会社エニシング
受付時間 9:00〜21:00(年中無休)
対応エリア 東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、静岡
保証 工事保証10年(無料)・商品保証10年(有料)

よくある質問

灯油ボイラーは何年くらいで交換を考えるものですか?
使い方や設置場所で変わりますが、10年前後で不具合が増えてくるのが一般的です。修理の部品が手に入るかどうかも年数とともに変わるので、10年を過ぎて故障したら、修理と交換の両方の見積もりを並べて決めるのがおすすめです。

灯油からエコキュートにすると、光熱費は必ず安くなりますか?
必ず安くなるとはいえません。灯油の値段、電気の料金プラン、外の気温、家族のお湯の使い方で変わります。業者に今の灯油の使用量と地域を伝え、冬と夏それぞれの電気代の目安を出してもらってから判断してください。

屋内に置いている灯油ボイラーは、同じ場所で交換できますか?
屋内に置ける機種に替えれば、同じ場所で交換できることが多いです。屋内設置では排気筒(煙突)の取り回しも大事なので、排気筒も含めて見てもらいましょう。エコキュートは屋外に置くのが基本なので、屋内から切り替える場合は置き場所を新しく考える必要があります。

賃貸住宅で灯油ボイラーが壊れたら、自分で交換先を選べますか?
賃貸の給湯器は、多くの場合、大家さんや管理会社の設備です。自分で業者に頼む前に、まず管理会社へ連絡してください。交換する機種や費用の負担は、管理会社や大家さんの判断になるのが一般的です。

使わなくなった灯油タンクは、そのまま置いておいてもいいですか?
灯油が残ったまま放置すると、サビや灯油もれの原因になります。切り替えの工事のときに、撤去と残った灯油の処理を一緒に頼むのが安心です。処分の方法は自治体や業者によって違うので、見積もりの段階で確かめておきましょう。

まとめ

この記事のポイント
  • 灯油ボイラーの交換先は石油給湯器のまま・エコキュート・ガスの3つ
  • 冬に急ぐ・暖房も灯油・置き場所が狭いなら、石油給湯器のままがいちばん失敗しにくい
  • エコキュートにするなら寒冷地仕様・置き場所・雪対策・電気の契約・灯油タンクの撤去を確認
  • ガスにするなら都市ガスが来ているかで工事と燃料代が大きく変わる。プロパンは給湯に使ったときの料金を確認
  • 見積もりは型番・暖房付きか・灯油の使用量をそろえて、同じ条件で比べる
✓

迷ったら、まず本体のラベルと灯油タンクの写真を撮り、「石油給湯器のまま」と「切り替え」の両方で見積もりをとるところから始めてみてください。並べてみると、自分の家に合う答えが見えてきます。

お住まいの都道府県の給湯器交換

交換先の方向が決まったら、お住まいの地域に対応している業者を比べてみましょう。都道府県ごとに、対応している業者・費用の目安・補助金の調べ方をまとめています。

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この記事の監修者

住まいのエネルギーとメンテナンスを横断して情報発信する編集担当。太陽光発電・蓄電池・給湯器・外壁塗装に加え、エアコンクリーニングなど、暮らしの快適性と光熱費に関わるサービスを比較・調査しています。
自身も都内の戸建て住宅で太陽光発電を導入し、補助金活用や電力会社の切り替え、省エネ家電の見直しを実践。料金体系・対応エリア・追加費用・保証内容など、読者が迷いやすいポイントをできるだけわかりやすく整理することを大切にしています。
「安さ」だけでなく、総額・安心感・施工後の満足度まで含めて、納得して選べる住まいのサービス選びをサポートします。