神奈川県相模原市で蓄電池の導入を考えている方に向けて、相模原市で使える補助金、費用の目安、停電への備え、失敗しない業者選びのポイントを、地域の特徴とあわせてまとめました。
この記事の要点
- 相模原市の「住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金」で、太陽光と連系する蓄電池に一律20万円(令和8年度)
- 第2期は令和9年2月1日〜26日に申請(令和8年10月1日〜令和9年2月26日に完了した設備が対象)
- 市街地と、山あいの緑区(旧津久井地域)で違う停電・災害への備え
- 費用の目安と、失敗しない業者選びのポイント
相模原市の蓄電池補助金の早見表
2026年10月に相模原市の公式サイトで確認した内容です。最新の受付状況は申請前に必ず確認してください。
| 制度名 | 住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金(自家消費コース) |
| 補助額 | 一律20万円 |
| 主な条件 | 太陽光発電システムとの連系が必須 |
| 申請のタイミング | 設置完了後、令和9年2月1日〜26日(必着)に第2期申請 |
| 受付状況(2026年10月時点) | 第2期の受付予定 |
エネマネ編集長相模原市の蓄電池の奨励金は一律20万円と手厚めです。工事が終わってから期間内に申請する仕組みなので、スケジュールを確認しておきましょう。
相模原市の地域の特徴と蓄電池
相模原市は人口約72万人の政令指定都市で、緑区・中央区・南区の3区からなります。市街地の住宅地に加えて、緑区には旧津久井地域などの山あいの地域が広がり、市域の多くを森林が占めています。
山あいの地域では、台風や大雪のときに倒木などで停電が長引くこともあります。停電への備えを重視するなら、太陽光発電と組み合わせて昼間に充電できる構成や、家じゅうで電気を使える全負荷型を検討しましょう。冬の冷え込みが厳しい地区では、機種の使用温度の範囲も確認が必要です。
相模原市は、緑区の山あいの地域と、中央区・南区の市街地とで暮らし方が大きく違います。山あいでは倒木などで停電が長引きやすく、市街地では敷地の広さに合わせた機種選びが大切になるため、地域に合わせて容量と設置場所を考えましょう。
相模原市で太陽光発電もあわせて検討している方は、相模原市の太陽光発電の補助金と導入ガイドもご覧ください。
相模原市で使える蓄電池の補助金
相模原市で蓄電池を導入するときは、国・神奈川県・相模原市の制度を契約前に確認しましょう。
国の補助金
国の蓄電池向けの補助は年度ごとに公募され、対象機種が決まっています。
神奈川県の補助金
神奈川県の令和8年度「住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」は、太陽光発電と蓄電池を同時に導入する場合に、蓄電システム1台あたり15万円、太陽光1kWあたり7万円を補助する制度です。交付決定の前に着手すると対象外になり、審査には2〜3か月かかります。また、施工業者などが代わりに申請することはできず、申請者本人が手続きする必要があります。
ただし令和8年度は、第1期(5月11日〜)が5月12日に、第2期(9月7日〜、電子申請のみ)が9月7日に予算に達して締め切られています。このほか県は、太陽光・太陽光+蓄電池・蓄電池のみのプランがある「住宅用太陽光発電・蓄電池の共同購入事業」も実施しており、参加登録の期限は令和8年10月29日まで延長されています。相模原市の奨励金と県の補助を組み合わせられるかは、申請前に市と県で確認しましょう。出典:神奈川県「住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金」、神奈川県「住宅用太陽光発電・蓄電池の共同購入事業」(2026年10月時点)
相模原市の補助金
相模原市では、令和8年度「住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金」の自家消費コースとして、定置用リチウムイオン蓄電池に一律20万円を支給しています。太陽光発電システム(新設・既設を問わない)との連系が必須です。
申請は2期に分かれており、第1期の受付は終了しています。第2期は、令和8年10月1日から令和9年2月26日までに完了した設備について、令和9年2月1日(月)から2月26日(金)まで(必着)に申請します。このほか、初期費用ゼロで太陽光・蓄電池を設置する家庭向けの補助もあります。
出典:相模原市「住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金」(2026年10月時点の公式情報)。最新の受付状況は必ず公式サイトで確認してください。



補助金は「申請してから工事する」タイプと「工事が終わってから申請する」タイプがあります。順番を間違えると受け取れないこともあるので、契約前に必ず確認してくださいね。
相模原市で補助金を使って蓄電池を導入する流れ
- 太陽光(新設・既設)と連系する計画で見積もりを取る
- 令和8年10月1日〜令和9年2月26日に設備の設置を完了させる
- 令和9年2月1日〜2月26日(必着)の第2期に申請する
- 一律20万円の奨励金を受け取る
相模原市の蓄電池補助金の申請手順と必要書類
相模原市の奨励金は、設置が終わってから申請する「事後申請」の制度で、申請できる期間が年2回に区切られています。第1期の受付は終わっているため、これから設置する場合は第2期の期間に申請します。
| 第2期の対象 | 令和8年10月1日〜令和9年2月26日に完了した設備 |
| 第2期の申請期間 | 令和9年2月1日〜2月26日(必着) |
| 予定件数 | 年470件(各期235件) |
| 申請方法 | 郵送(必着)または窓口 |
| 窓口 | ゼロカーボン推進課(042-769-8240) |
申請から受け取りまでの手順
- 太陽光発電システム(新設・既設を問わない)と連系できるかを確認し、ZEH事業の登録製品で見積もりを取る
- 契約・設置し、令和9年2月26日までに工事を完了する
- 領収書や写真、住民票などの書類をそろえる
- 令和9年2月1日〜26日(必着)に、交付申請書兼実績報告書を郵送か窓口で提出する
そろえておく主な書類
- 交付申請書兼実績報告書、誓約書
- 世帯全員の住民票(原本)と市税の滞納がない証明
- 対象設備の仕様書、型番がわかる書類、SII登録一覧の該当ページの印刷
- 領収書等の写し、全景写真、引渡日を証する書類
必要な書類は申請のしかたや設備によって変わります。申請前に必ず市の最新の案内で確認してください。
第1期(9月1日〜30日)は抽選を行わず、交付決定は10月下旬に通知される予定です。このほか、初期費用ゼロ(リース・電力販売)で設置する家庭向けに、事業者へ交付される別の補助もあります。出典:相模原市「住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金」、同 チェックリスト
相模原市で蓄電池の補助金を申請するときの注意点
よくある失敗は次のとおりです。契約の前にひとつずつ確認しておきましょう。
- 設置後の申請期限を過ぎてしまったり、領収書や設置前後の写真などの書類がそろわず受け付けてもらえない
- 予算に限りがあり、受付期間の途中でも締め切られることがある(申請前に相模原市へ受付状況を確認していない)
相模原市で蓄電池を導入する費用の目安
家庭用蓄電池は工事費込みで1kWhあたり十数万円程度が目安です(経済産業省の検討会資料)。相模原市でも販売店ごとに総額が変わるため、1kWhあたりの単価で比べましょう。
補助金を使った場合の実質負担の試算
容量7kWhの蓄電池を、工事費込みで1kWhあたり15万円(約105万円)で導入すると仮定した場合の目安です。
- 導入費用の目安:約105万円
- 相模原市の補助:約20万円
- 差し引いた実質負担:約85万円
価格は説明のための仮定の数字です。実際の費用や補助額は、機種・容量・工事内容や申請時の予算状況によって変わります。
相模原市で蓄電池を選ぶときのポイント
容量、停電時に家じゅうで使える全負荷型か特定負荷型か、ハイブリッド型か単機能型かの3点で選びます。メーカーの違いはニチコン、シャープ、パナソニック、オムロン、京セラ、長州産業、テスラ、ダイヤゼブラ電機の解説で比べられます。
相模原市の災害リスクと蓄電池の置き場所
相模原市は、相模川・境川・鳩川・道保川・串川・道志川の洪水ハザードマップのほか、内水と土砂災害のハザードマップを公表しています。市によると、平成20年8月末の集中豪雨や令和元年東日本台風では、河川があふれて床上・床下浸水の被害が出ました。
市の西側の緑区には山あいの地域が広く、土砂災害や倒木による停電が長引くおそれもあります。なお、相模川の「家屋倒壊等氾濫想定区域」は県が令和7年12月に修正しており、市のマップは今後修正される予定です。
設置場所を決める前に確認したいこと
- 自宅の近くの川の洪水ハザードマップで、浸水の深さを確認する
- 緑区の山あいでは、土砂災害警戒区域や停電が長引く可能性も考えて容量を決める
- 屋外設置なら、浸水しにくい高さに置けるかを販売店に相談する
- 停電時に使いたい家電(冷蔵庫・照明・暖房など)を書き出しておく
相模原市で蓄電池を選ぶ前に知っておきたいこと
蓄電池は「どのくらいの容量があれば足りるか」が分かりにくい設備です。ここでは、停電時に使える時間と、家族構成ごとの容量の考え方を目安としてまとめました。
停電のときに使える時間の目安
冷蔵庫・照明・スマートフォンの充電・テレビなど、生活に最低限必要な家電を合わせて約400Wで使い続けた場合と、そこにエアコン1台(約600W)を加えた場合の目安です。満充電から、蓄電容量の約9割を使える前提で計算しています。
| 蓄電容量 | 最低限の家電(約400W) | エアコン1台を追加(約1,000W) |
|---|---|---|
| 5kWh | 約11時間 | 約4.5時間 |
| 7kWh | 約16時間 | 約6時間 |
| 10kWh | 約22時間 | 約9時間 |
| 13.5kWh | 約30時間 | 約12時間 |
家電の消費電力や使い方、機種の性能によって実際の時間は変わります。太陽光発電があれば、昼間に充電しながら使えるため、停電が長引いても電気を確保しやすくなります。
家族構成と使い方から考える容量の目安
| 家族構成・使い方 | 容量の目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 1〜2人・日中は不在が多い | 4〜7kWh | 夜に使う電気をまかなえれば十分なことが多い |
| 3〜4人・在宅時間が長い | 7〜10kWh | 昼の電気代が高い家庭や、在宅ワークの家庭向け |
| オール電化・電気自動車がある | 10kWh以上 | 給湯や充電まで考えると大きめが安心 |
容量が大きいほど価格も上がるため、毎月の電気の使い方(検針票)を見ながら、販売店に必要な容量を計算してもらいましょう。
長く使うための保証のチェックポイント
- 機器保証の年数:10〜15年の保証がついている機種が多く、有償で延長できる場合もあります。
- 容量保証の内容:何年後に何%の容量を保証するかは機種ごとに違います。
- 自然災害の補償:台風や落雷などの被害が補償されるかを確認します。
- 施工の保証とアフターサポート:配線工事の不具合への保証や、遠隔での見守りの有無も比べましょう。
相模原市で蓄電池を導入するまでの流れと期間の目安
- 相談・現地調査:設置場所、分電盤、太陽光との接続方法を確認してもらいます(申込みから1〜2週間程度)。
- 見積もりの比較:2〜3社の見積もりを、1kWhあたりの単価と保証の内容で比べます。
- 補助金の準備:相模原市の補助は「設置完了後、令和9年2月1日〜26日(必着)に第2期申請」です。工事後に必要な領収書や設置写真などを、業者に用意してもらえるよう契約時に伝えておきます。
- 設置工事:工事そのものは1〜2日で終わることが多く、当日は一時的に停電する時間があります。
- 設定と運転開始:運転モードや停電時の設定を確認し、使い方の説明を受けます。
- 補助金の手続きの完了:実績報告など、補助金を受け取るための手続きを済ませます。
申込みから運転開始までは、一般的に1〜2か月ほどが目安です。補助金の申請期限から逆算して、早めに動き出しましょう。
相模原市で蓄電池の業者を選ぶときのポイント
- 現地調査のうえで、機器代・工事費・申請代行費を分けた見積もりを出すか
- 相模原市の補助金の申請を手伝ってくれるか
- 「今日契約すれば安い」と即決を迫らないか



相模原市で業者を探すなら、地域の業者にまとめて見積もりを頼める一括見積もりサイトが便利です。同じ条件で比べると、価格の差がよくわかりますよ。
相模原市で蓄電池の見積もりを比べるなら
蓄電池の導入では、「補助金に詳しい業者かどうか」「蓄電池の施工経験があるか」「既存太陽光との相性を見てくれるか」といったポイントが重要になります。
ここでは、一括見積もりサービス3社について、蓄電池導入の視点で比較しやすい項目に絞って一覧表にしました。
ソーラーパートナーズ![]() ![]() | タイナビ![]() ![]() | グリエネ![]() ![]() | |
|---|---|---|---|
| 蓄電池対応 | 蓄電池の施工経験がある厳選業者を紹介。既存太陽光との接続方法も相談可能。 | 蓄電池単体、太陽光+蓄電池セットのどちらも見積もり可能。 | 蓄電池+V2Hなど、複合システムの同時比較がしやすい。 |
| 補助金サポート | 都・DR補助に詳しい業者多い | 地域補助金に強い | 補助金前提の提案が得意 |
| 提携業者数 | 600社以上 | 180社以上 | 450社以上 |
| 無料見積もり数 | 最大3社 | 最大5社 | 最大5社 |
| 特徴 | 停電対策・全負荷施工が強い | 価格比較しやすい | 複合システムの相談に向く |
| 実績 | 4年連続依頼件数No.1 | 10年以上の運営歴 | 東証プライム上場企業が運営 |
| その他 | あんしん完了保証、イエローカード制度あり 公式サイト | 顧客満足度98% 公式サイト | 電気料金シミュレーションあり 公式サイト |



蓄電池の導入は太陽光よりも工事の難易度が高いのがポイントです。
電気の流れ方(系統連系・自立回路)、停電時のバックアップ範囲(特定負荷/全負荷)、既存太陽光との接続方法など、家によって最適な提案が大きく変わります。
そのため、
配線工事に慣れた施工店
補助金(DR補助金・東京都の補助金)に詳しい業者
に出会えるかどうかが、導入後の満足度を左右します。
個人的な印象としては、
施工品質と停電対応の安心感を重視するなら → ソーラーパートナーズ
費用を抑えて比較したいなら → タイナビ
蓄電池+V2Hなど複合システムを検討するなら → グリエネ
というイメージです。
蓄電池は高額な買い物だからこそ、何を優先したいかを整理して見積もり依頼してみるのがおすすめです。
3社とも相談は無料なので、まずは気軽に比較してみてくださいね。
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| 社名 | 株式会社Cools(2017年創業) |
| 所在地 | 神奈川県平塚市平塚5丁目6-3(湘南本社) |
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| 対応エリア | 全国12拠点(北海道・沖縄を除く) |
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相模原市の蓄電池に関するよくある質問
Q. 相模原市で蓄電池の補助金はもらえますか?
A. 令和8年度は住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金で、太陽光と連系する蓄電池に一律20万円が支給されます。第2期は令和9年2月1日〜26日に申請します。
Q. 工事の前に申請が必要ですか?
A. この奨励金は、設備の設置が完了してから期間内に申請する仕組みです。奨励対象期間内に工事を終えられるよう、販売店とスケジュールを確認しましょう。
Q. 山あいの地域でも蓄電池は役立ちますか?
A. 停電が長引きやすい地域ほど、蓄電池と太陽光発電の組み合わせは心強い備えになります。冬の気温が低い地区では、機種の使用温度の範囲も確認しましょう。
Q. 相模原市で蓄電池を後から付けることはできますか?
A. すでに太陽光発電がある家なら、蓄電池を後から付けられます。パワーコンディショナの使用年数によって、単機能型を追加するか、ハイブリッド型に交換するかが変わるため、現地調査で確認しましょう。
Q. 相模原市で見積もりは何社くらい取ればいいですか?
A. 2〜3社が目安です。価格だけでなく、相模原市の補助金の手続きに慣れているか、保証やアフターサポートの内容も比べて選びましょう。
Q. 相模原市の奨励金は工事の前に申請が必要ですか?
A. 工事が終わってから申請する制度です。これから設置する場合は、令和9年2月1日〜26日(必着)の第2期に申請します。
Q. 初期費用ゼロで設置する場合も補助はありますか?
A. リースや電力販売で設置する家庭向けに、事業者へ交付される別の補助があります。一部の事業者は新規受付を一時停止しているため、事業者に確認しましょう。
まとめ|相模原市で蓄電池を導入するなら補助金と相見積もりを確認
相模原市で蓄電池を導入するなら、市の奨励金(太陽光連系で一律20万円)と神奈川県・国の制度を確認し、市街地か山あいかによって停電への備えや設置環境を考えることが大切です。












